
兵庫県「経営円滑化貸付(原油・原材料価格高騰等)」が開始されました。
― 建設業の皆様へ、制度開始のお知らせ ―
原油・ナフサ系資材の価格高騰が続き、建設業の現場では塗料・防水材・接着剤・合成ゴム・アスファルト・樹脂製品など、幅広い資材の仕入れ負担が増加しています。
こうした状況を受け、兵庫県では 2026年5月より「経営円滑化貸付(原油・原材料価格高騰等)」 が新たに開始されました。
当事務所でも、播州信用金庫様より情報提供を受け、建設業の皆様に関係が深い制度と判断し、概要を共有いたします。
■ 制度の概要
本制度は、原油・原材料価格の高騰により影響を受けている中小企業の資金繰りを支援するためのものです。
建設業はナフサ系資材の使用割合が高く、対象となりやすい業種とされています。
● 主な融資条件
融資利率
1.45%(固定)
1.45%(固定)
融資限度額
1億円
1億円
融資期間
10年以内(据置2年以内、据置期間の設定には、金融機関による審査があります。)
10年以内(据置2年以内、据置期間の設定には、金融機関による審査があります。)
資金使途
運転資金(既存の県制度融資・保証協会付き融資の借換も可)
運転資金(既存の県制度融資・保証協会付き融資の借換も可)
保証
一般保証 or セーフティネット保障(5号等)(どちらでも可)
一般保証 or セーフティネット保障(5号等)(どちらでも可)
■ 対象となる可能性があるケース
次のいずれかに該当する場合、制度の対象となる可能性があります。
- 原油・原材料の仕入れ負担が増加している
- 最近1か月の売上高が前年同月比で減少している
- 最近1か月の営業利益率が前年同月比で悪化している
※比較期間が「直近1か月」に短縮され、利用しやすくなっています。
■ 取扱開始日・申込先
- 2026年5月18日〜当面の間
- 県内ほぼ全ての金融機関で取扱い
■ 建設業の皆様へ
資材価格の高騰は、現場の利益を直撃します。
「仕入れ単価の上昇」→「粗利の圧迫」→「資金繰りの悪化」
特にナフサ系資材を多く扱う工事では、「仕入れ単価の上昇」→「粗利の圧迫」→「資金繰りの悪化」という流れが避けられません。
今回の制度は、こうした状況に対応するためのものです。
該当する可能性がある方は、取引金融機関へご相談ください。
■ 制度の詳細や資料について
制度の詳細や資料については、兵庫県の公式発表をご確認ください。
■ 最後に
当事務所では、建設業専門事務所として、今後も制度改定や支援策の最新情報を分かりやすくお届けしてまいります。





